恐怖!人間の恐ろしさを知ったスタンフォード大学の監獄実験

犯罪心理学

人間は精神は意外に脆弱です。
少しのバグが発生するだけで、普通の人が殺人鬼にもなるのです。

 

1970年代に恐ろしい実験が行われました。
あえて恐ろしい実験をも意図的に行ったわけではなく、想定外の結果でした。

新聞広告で実験参加者75名を募集しました。

その参加者は身体的にも精神的にも成熟しており、反社会的な行動をとったことのない人たちです。

 

そこで無作為に囚人役(24時間中)と看守役(1日8時間3交代)に分けました。

囚人役は囚人服を着させられID(囚人番号)で管理されました。看守役は制服とサングラスを身に着け、警棒を装備させました。

 

点呼によって1日が始まり、本当の刑務所のような環境で2週間実験を行う予定でした、、、、

しかし、この実験は6日で幕を閉じたのです。

その理由は、、、、

囚人の多くは号泣したり、易怒性が高くなったりと精神的に不安定となりました。そして看守役は囚人役に暴言暴力を振るうようになったのです。

犯罪心理学

さらに囚人役はこの実験を辞退したいと申し出るのに対し、看守役は実験を続けたいとの希望が出てきたのです。

 

実は同じ実験が世界中で行われていたのですが、どの実験も結果は同じでした。

さらに言えば看守役が囚人役を殺害した事例もあったのです。

人間は環境や役割によってたやすくマインドコントロールされる生き物です。

ナチス・ドイツのアイヒマンのように従順な人間だからこそ、長官の命令には絶対に従うのです。殺人すら職務として遂行してしまう。

 

例えユダヤ人の大量虐殺だったとしても、、、

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