欲望の基礎はホモ・サピエンス時代から

本能と欲望

このメディアでは人間の本能とか欲望とか性について考える記事をアップしていきます。そのコアとなる学問が「進化心理学」なのです。なので進化の過程について少しでも知っていると、これからの記事が入りやすいと思います。

 

人類はフィクションから始まった

 

我々が暮らしている世界はフィクションを信じるところから始まっています。

時の権力者がいて、世界がうまく回るように「信じさせる」とことから始まっています。

 

ちょっと危なそう(‘◇’)ゞ、、、

 

そう思うかも知れませんが、ちょこっと読んでいただけると腑に落ちると思います。

 

知っている人も多いと思いますが、ホモ・サピエンスは我々の祖先です。野蛮で力強いネアンデルタール人に勝利し、生き残ることが出来たと言われています。(諸説あります)

 

ホモ・サピエンスが生き残れた理由は脳の発達にあります。

 

創造性がありナイフのようなもので狩りをしていた痕跡もあるそうです。

しかし1番の理由は「共同幻想」にあります。

共同幻想は言い換えればフィクションです。

 

 

フィクションを自由に扱ったホモ・サピエンス

 

ホモ・サピエンスは仲間同士の対立を避けるために「神」という幻想を作りました。そして共同で神殿を作りました。

 

神殿では利害の調整や情報交換を行ったり、供え物を提供していました。ちなみに供え物を作るために狩猟から農耕へ移行したそうです。

この神がのちにキリスト教など応用されていきます。

 

神は存在するのか?

例えば1人の人間が神は存在すると言っても、誰も信じません。誰も信じないから「存在しない」となります。

しかし、全員が神は存在すると思えば、「神は存在する」事になります。

 

これが共同幻想です。

 

皆さんが使っているお金、その一万円札は本当にお金ですか?

ただの紙切れではありませんか?

 

万円札は日本銀行が発行しています。

日本の信用があるからお金としての価値があります。みんなが価値があると信じればお金として使えます。みんながお金だと信じなければ価値がなくなりお金ではなくなります。

 

つまり共同幻想です。

 

お金はフィクション

 

以前のギリシャやジンバブエのように国の信用がなくなれば、お金は何の価値もない紙切れになります。その時、自分達はお金に共同幻想を持っていたと気づきます。

普通に使えたジンバブエ・ドルというお金も信じなくなる、つまり共同幻想を持たなるなれば価値はありません。

この画像をご覧ください

本能と欲望

ジュース1本買うのに大量のお金が必要になってしまいました。

今、日本に生まれ日本人だと言われて育ったので日本人ですが、もし戦争で日本が負けて、中国として育てられたら中国人と信じていたかもしれません。

 

このようにフィクションとしてのストーリーが共同幻想になれば、それは実在します。現実も作ることができます。

もし望む現実を作りたいのならストーリーを作るべし。自分でストーリーを作れる者こそ成功を手にする事が出来るます。

つまり共同幻想(ストーリー)によって人々が動かされている。

反日もテロも・・

次回はもう少し具体的な内容に入ります。

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