この世は無秩序である性欲望によって社会が混乱するはずだった。
しかし、性風俗産業の出現によって人類の暴徒化を防いだ。
本日のブログはそんなお話です。
目次
動物と人間ではセックスの概念が異なる
生物学の本で読んだのですが、生物学的にみると受精できない時期に交尾をするのは異例な事だそうです。
つまり極論として排卵日以外にセックスする人間は非合理だと言うことになります。
「そりゃ愛し合ってるし、オーガズムを味わいたいから子供を作る目的以外にもセックスしたいでしょ」と思う人がほとんどだと思うので、その辺を深掘りして行きましょう。
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人間はセックスパートナーを固定化します。（大多数は(;^ω^)
しかし、哺乳類の90％以上は乱婚なんだそうです。
つまりオスもメスも不特定多数の相手と性的関係をとります。一日で数匹と性行為を行ったことも確認されているくらいです。
産後も人間で言う家族のような半永続的な関係をとらない動物がほとんどです。
よく群れをみますが、オスから見て誰が自分の子かわからない動物もいるそうです(;^_^A
この辺を考えると自分の種族を後世に残す、つまり子孫繁栄という本能そのままだと感じます。
遺伝子レベルで考えると自分に近しい種が多くなります。（よく血を残す・血が濃くなるというあれです。）
でも人間は「近親相姦」なんて言葉があるように、自分に近い（親族）相手と性交を行うと、障害を持つ子が生まれる確率が高まります。
できる限り自分から遠い人と子を作ることが望ましとプログラミングされているのです。
これは多様性を広げるため？、、いや一説によると様々な血が入ると疫病に打ち勝つ抵抗力が増すとか。
だからハーフはモテるのです。（本能が遺伝子レベルで感じているみたい）
前に書いた記事の「ハーフがモテる理由」の項目を参照していただけると腑に落ちるんじゃないかと(;^_^A👇
人間はウイルスなどの敵から種を守るために、自分の血筋から遠い人とセックスし免疫を高めようとします。
そのため様々な血を受け入れます。
＊遺伝子系をあえて「血」と言う表現にしています。
人間界でのセックスパートナーの選択
哺乳類ではメスが受精可能であると、独特な性的フェロモン（ジェスチャー）を発します。
オスを誘って性交を行い子孫を残す、、、発情期以外には交尾をすることはないようです。
では人間ではどうでしょう。
人間の女性も同様に排卵期になると魅力度が増すようになっています。
科学的にもフェロモンを認めています。
こちらの記事が参考になるかもです👇
この記事からもわかるように、人間もしっかりと子孫を残すようプログラミングされているのです。
つまり排卵日は必然的にセックス率が増えるのです。
しかし、モラルといいますか社会の秩序によって排卵期でもセックスパートナーは制限されます。
子供を作らないように避妊もします。先ほどの動物界の「種の存続」からは逸脱しているように感じます。
しかし、これには人間だからこそセックスの固定化や避妊行動をとる所以がありそうです。
ここを深掘りしてみましょう。
無秩序なセックスをしないように人間は進化した
人類は爆増しました。
今では世界人口が78億人を超えています。
今後は食料危機の懸念さえあるのです。
乱婚であったら人類はとめどなく爆増します。
もしかすると食糧危機から人類は既に消滅していたかもしれません。環境破壊による人類消滅だったのかもしれません。
また、この社会では経済力がないと生きていけません。
人間の子供は英知を得た代わりに育つまでに時間がかかり、そして子1人では生きていく力を持っていません。そのため父母（コミュニティ）の存在が必要になります。
もちろんシングルで育てることができてますし、生活保護などもあります。
しかし、多くの人が乱婚であったら、管理が追い付かずにお金も行政も回りません。戸籍なんかもなくなるかもしれません。サバンナに手ぶらで放り出されるようなものです。
土地の固定化や人口が増えだした農耕革命あたりから、無意識的にセックスパートナーが選択され、現在に至る過程で社会のルールが整ったことによって、セックスの概念が変わっていったのかもしれません。
そうなると本能と社会システムの歪みが生じます。
少し混乱するので、ここでまとめると
・妊娠可能時期に性交をする動物
・妊娠可能時期以外に性欲望がある人間（動物）
・本来動物は乱婚
・人間は常にセックスしたくてしょうがない性欲望が本能に組み込まれている
・社会が無差別な性欲望を認めない社会システム
・性を抑えるのは社会を守るため
・社会が無意識に性欲望を潜在意識の中に押し込んでいる
こんな感じです。
しかし、この論調だと性犯罪を容認する流れとなってしまいそう(-_-;)
ここでダーウィンの進化論です。 「生き残る種とは（中略）、、変化に最も適応したものである」
本来動物界では乱婚だった。
しかし、人間界で社会構造が変化していく中で社会が無秩序な性欲望を許さない。
固定化されたセックスパートナーと計画的に（妊娠・避妊）セックスライフを計画する。
上のセックスパートナーやマスターペーションで満たされなかった「２」や「５」の未欲を解消するために犯罪などの逸脱する行為、つまり変化に対応できなかったものは、はみ出し者や犯罪者に分類されます。
人間界では「ニーズを満たす」「問題を解決する」ために仕事が生まれ、経済が回るシステムです
。そうなると満たされなかった「２」や「５」を補って社会の秩序を守る産業が必要となります。
それが性風俗です。
それがなければ性犯罪が増えたり、人権が守られまい・困窮しる子供が植えてしまいます。
性風俗産業（健全な営業をしている）が人を支え、社会の秩序を保っているのだと考えます。
