今回は陰核(クリトリス)について理解を深めたいと思います。
多くの疑問や間違えた解釈は次の2つだと思います。
①陰核は陰部にある突起物
②陰核の役割
ってことで今回は陰核の七不思議について進化心理学から考えてみたいと思います。
陰核の機能って?
陰核とは英語でクリトリス(ラテン語由来ですが)と言います。
「クリトリスにはどんな機能があるの?」って聞くと、刺激をすると気持ちが良くなる器官としか答えられない人がほとんどではないでしょうか?
実はそれが大正解です。
性的刺激を受けると気持ちが良くなる以外には、何の機能も持ちません。
男性器(ペニス)は生殖や排泄するための機能を備えているのに対して、クリトリスは快楽供給をもたらすだけです。
っえ、それだけ?
それだけなんです。
しかし、後に述べますが人類にとって大切なんです。
クリトリスが・・
クリトリスを解剖整理で
クリトリスはヴァギナの入り口付近にある突起物です。
しかし、外に出ている突起だけではないのです。
クリトリスは男性のペニスに相当する器官で、体内にまで伸びています。そして二股に分かれて人の股から足が伸びているようにV字になっているのです。
大きさは8㎝くらい。
つまり我々が見えている部分はクリトリスのほんの一部って事です。
クリトリスはペニスと同様に勃起します。
女性が性的に興奮すると血液がクリトリスに流れ込みます。するとペニスのと同じ原理で肥大するのです。
よく「中イキ」「アナルセックスが気持ちいい」となどの性的刺激による反応を聞きます。
しかし、これは膣や直腸を刺激したからではありません。
実は膣内やアナルには「気持ちいい」と感じる神経がありません。鈍感な器官なのです。
ではなぜペニスを挿入すると快楽が得られるのか?
これは肥大したクリトリスが膣やアナルに面しているからです。
ペニスを膣に挿入すると膣の周りにあるクリトリスが刺激を受けます。そのため快楽を得るのです。
つまり「中イキ」は膣付近にあるクリトリスが刺激を受けた結果、オルガズムに達したのです。
もし女性にクリトリスがなかったら
結論を先に言えば、クリトリスは気持ちいいと感じるためだけにあります。
ではなぜ進化の過程で人類ににクリトリスをもたらしたのか?
それは快楽こそが人類を支えているからです。
セックス→快楽→またセックスしたいってつながるのはとても大事です。
このブログでのお決まりパターンですが、セックスは人類の進化、繁栄、そして文化的発展をもたらしました。
もし性的興奮(快楽)がなかったら我々ホモ・サピエンスは絶滅していたのと考えます。
セックスする時を想像してください。
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だいたいは男性が女性にマウントをとると思います。つまり女性の上に乗る形です。
そして大きくなったペニスを女性器へ挿入して激しく出し入れします。
もし、クリトリスがなかったら、もしセックスで快楽がなかったら・・
女性は苦痛でしかありません。
だって嫌でしょう。
興奮した男性が自分の欲を満たすためだけに自分の中で激しく腰を振られたら。
セックスはお互いが興奮して心もカラダも快楽を得られるから気持ちいいのであって・・・
クリトリスがなかったら、生殖行為が減少し人類は絶滅していたと思います。
もちろん子孫を残さなければと嫌々セックスする女性もいたと思いますが、セックス人口は著しくて低下していたでしょう。
人類が誕生して今までで戦争や疫病など多くの災いがありました。
それを踏まえて考えると、、、
クリトリスがなかったら→女性は快楽を得られない→セックスする人が少なくなる→子を産む確率が著しく低下→疫病で人類のほとんどが消滅→今の地球は無人惑星となっていた。→多くの昆虫や動物が地球を席巻していた。
もしもクリトリスがなかったら、地球は動物と昆虫のユートピアであった。・・・汗
って妄想?でした。