錯覚が起こる理由は原始時代にある

進化心理学

【2分で読める短めの記事です】

 

今回はトリックアートに引っかかってしまう理由は原始時代を考えるとわかるって内容です。

 

トリックアートを見て驚いた人も多いかと思います。。

これは人間の脳を勘違いさせて錯覚を与えている仕組みがあります。

このトリックアートも原始時代、つまり進化心理学という学問を応用しているのです。

 

この図を見てもらっていいですか。

画像1

平面に書かれた画像ですが、左側の球が飛び出し、右側がへんでいるように見えると思います。

しかし、この画像を逆さまにするとどうでしょう?

 

驚くような現象が起こったのではないでしょうか。

*PCは大変かもしれないです(;’∀’)
スマホも画面が反転しちゃうかな?

 

うまく出来た人は、左側の凸だった球が凹に、右側の凹だった球が凸に変化したと思います。

このロジックは進化心理学で解説できるのです。

 

我々ホモ・サピエンスは太陽の下で生活していました。

そのため照明が当たっている明るい方を上、暗い方を下と脳は認知するようになっています。

 

ここで先ほどの画像へ戻ります。

画像2

左側の球は上が明るく下が暗い。つまり太陽が当たる明るい方を上に、暗い方を下と脳は認知するのです。

 

これは何百年前から太陽の下で生活してきた我々ホモ・サピエンスの特性なのです。

脳科学だとの言う人もいますが、脳科学も元をたどれば進化の過程で培った学問です。

つまり、錯覚は【進化心理学】の分野なのです。

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