「甘いのもがやめられない」
「ラーメン食べたい」
この心理的なメカニズム、実は生存本能のせいなんです。
我々が原始時代から狩猟採集民族だった影響が今も残っています。
当時の事を想像素てみましょう。
我々は飢えをしのぐために、獲物を狩って命をつないでいました。
そうです。命がけで狩りを行っていたのです。
狩りをするのも命がけ、食料にありつける保証もない。
飢えで亡くなってしまう可能性も非常に高かったのです。
もし、その時代に生きていたらどうしますか?
生き延びるために食べなければなりません。
効率的に体に蓄えるには・・
そうです、カロリーの高いものを摂らなければなりませんでした。
そのため、我々サピエンスは高カロリーの物を好むようになったのです。
これは生存本能のメカニズムと言えるでしょう。
昔と比べたってしょうがないだろって人はこちらを見ていただけると腑に落ちるかも?。
しかし、カロリーを取ろうとする本能と現代の状況では矛盾が生じています。
なんでも簡単に手に入る時代です。
一部の地域を除いては飢えで苦しむことはほとんどないでしょう。
そのような状況で本能だけが変わらないとどうなるか?
本能を抑止できない人間はカロリーを取り続ける、そしてカロリーオーバーとなった人体は歪が生じるのです。
高血圧、糖尿病、その他の疾患に罹患し、その代償を支払う羽目になるのです。
カロリーが自由に摂れるようになったのは人類が誕生してからここ数年です。
これから何万年か経てば、高カロリーにも対応できるよう進化しているかも知れません。