禁断の果実（きんだんのかじつ、Forbidden fruit）とは、それを手にすることができないこと、手にすべきではないこと、あるいは欲しいと思っても手にすることは禁じられていることを知ることにより、かえって魅力が増し、欲望の対象になるもののことをいう。
ウィキペディア（Wikipedia）より抜粋
みなさんは禁断の果実って知っていますか？
旧約聖書に書かれたアダムとイブ（エバ）のお話です。
ざっくり言えば食べてはいけないと言われたリンゴを食べて楽園から追放されるって話です。
食べてはいけない、禁止されると欲しくなる心理
アダムとイブのお話は童話になっていますが、本質は今も変わらないのです。
ダメと言われたら気になる。
絶対に箱の中身を見るなと言われたら見たくなる。
見えそうで見えない→見たくなる
チラリズムなんかも同じです。
テクノロジーによって世界は大きく変わりましたが、人の本質は変わらないのです。
何年たっても・・・
これってけっこうもおもしろいと思います。
時代が変わって、人の概念が変わって、価値観が変わって、見た目も変わったのに人の本質は変わらない。
心の奥にあるものは変わらないのです。
✂ ✂ ✂ ✂ ✂
チラリズムで深堀するなら、昨今は性的刺激に対する供給デバイスは飽和状態です。
つまり容易に性的刺激を受けられる環境にあります。
アダルトビデオや性風俗、今では女性用の風俗もあります。
僕が子供のことはアダルトビデオを借りに行かなければいけませんでしたが、今ではネットで簡単に見れます。
凄い環境です。
それでもチラリズムに興奮する人の心理
人は見たいけど見てはいけないという「制約」があると心理的欲求が高まるようにできています。
アダムとイブの物語、旧約聖書は3500年前に書かれたと言われていますが（所説あります）
人の心理は今も3500年前も変わらないのです。
つまりどんなに情報インフラが整った時代でも「禁断の欲求」は変わらず人の中にある。
時代で変化するもの、しないもの。
可視化できない心理ついて考えるのは実におもしろいなぁと思いました。
